【イギリス】スナク首相ってどんな人?経歴からSNSでの評判・識者の声まで一挙紹介

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イタリアではメローニ氏が女性初の首相に就任し、大変注目を集めました。

一方、イギリスでは超短命政権だったトラス元首相の後任となるスナク氏はイギリス史上初めて、非白人・ヒンドゥー教徒の首相として就任。歴史を大きく動かした1人と言っても過言ではありません。

そんなスナク氏のプロフィールから、海外要人の声、SNS上での評判・口コミをまとめて紹介いたします!

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スナク氏の略歴

スナク氏の経歴はひと言で言うと「勝ち組」。

経歴をざっと箇条書きにすると、以下のようになります。

  • 東アフリカからイギリスに移住したインド系の両親のもと、サウサンプトンに生まれる(1980年)
  • オックスフォード大学卒業(2001年)
  • スタンフォード大学でMBAを取得(2006年)
  • ゴールドマンサックスや、その他ヘッジファンドで勤務。
  • イギリスの他にも、アメリカとインドでの就労経験あり。
  • 庶民院議員に初当選(2015年)
  • 財務大臣に任命される(2020年)
  • 42歳の若さで、アジア系初のイギリス首相に就任(2022年)
  • 身長は170センチ
  • 子供は2人
  • 好きな映画は『スターウォーズ 帝国の逆襲』

更に、スナク氏の奥さんの父親はインドの超大企業であるインフォシスの創業者。

インフォシスはITコンサルティング・ソフトウェア開発を生業とし、従業員は32万人超で売上高は2兆5,000億円以上(2022年3月末)。
Accenture社、IBM社、HP社と激しい競争を展開していることで知られています。

夫婦の総資産は1,200億円は下らないと言われ、英国で222番目の富豪です(2022年)。
チャールズ国王よりもお金持ちだとか…!

スナク氏、個人としてのキャリアもさることながら、実家も太い勝ち組中の勝ち組です。

スナク氏に関する口コミ

ここでは、スナク氏に関する各国の有識者の反応を見ていきましょう。

海外要人の反応

イギリス:王室

イギリス王室ではチャールズ国王がスナク氏の首相就任を受け入れました。

これで、スナク氏は正式にイギリス首相として任命されることとなりました。

インド:モディ首相

インドのモディ首相はTwitterにて、スナク氏のイギリス首相就任を歓迎。

リシ・スナクさん、おめでとうございます!
あなたがイギリス首相になることで国際問題で緊密に連携し、ロードマップ2030(イギリス・インド間で結ばれた合意)を遂行することを楽しみにしています。

モディ首相のツイートより引用(筆者訳)

アメリカ:バイデン大統領

ここ最近、何かと炎上気味のバイデン大統領ですが、彼もスナク氏のイギリス首相就任に対し、祝意を寄せています。

ヒンドゥー教の祭典「ディワリ」をホワイトハウスで祝ったジョー・バイデン大統領は、スーナク氏が次期首相になったことは「画期的な節目」だとたたえた。ホワイトハウスによると、スーナク氏がチャールズ英国王と面会し、正式に新政府の組閣を要請されて初めて、バイデン氏は祝辞を送る方針という。

BBC NEWS JAPAN『「激動」を経てイギリスの次期首相に、スーナク氏に世界の指導者から歓迎の声』

日本

日本の岸田首相も、Twitter上にてスナク氏にお祝いの言葉を掲載いたしました。

SNSでの反応

42歳でイギリス首相に就任したスナク氏は、20世紀以降最年少の首相という点に着目している方も多いようです。

BBC放送によると、42歳という若さでの就任は1812年以来とのこと。この200年では最年少となりました。

また、イギリス在住歴が長く、イギリス人の旦那を持つ「めいろま」氏の発言は、多くのイギリス国民の心情を言い表していると思います。

以下の方も面白い着眼点でスナク氏のイギリス首相就任のニュースを見ているようです。

かつての宗主国のリーダーに、かつての植民地出身だった人物がつくのは非常に興味深いですよね。

他方では、保守党員が人種差別発言によりさっそく炎上。

宗教観のあまりない日本人には興味深いですね。

既にネタにもなっているようです(笑)

まとめ

スナク氏は途轍もないエリートで、キャリアに傷1つなくイギリス首相にまで上り詰めた、まさに「勝ち組」という言葉が相応しい人物です。

更に、過去200年で最年少の就任かつ、史上初めてのアジア系・ヒンドゥー教徒のイギリス首相となります。

しかしながら、国際的には評価されているものの、イギリス国内では

  • 保守派
  • 敬虔なキリスト教徒(スナク氏はヒンドゥー教)
  • 中流~下級階級の白人労働者

などの層から、あまり評判が良くない印象を受けました。

一部の上流階級や、イギリス国内にいる約150万人いるインド系市民からは比較的支持されているものの、一般大衆ウケはあまり芳しくなく、長期的に安定した政権が築けるかどうかには疑問符が付きます。

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