【ベトナム】ビッグマック指数で日本を上回る。日本は27年間、価格変わらず

ベトナム|ホーチミン市 海外ニュース

世界各国の経済力を測るための指数の1つである「ビッグマック指数」。マクドナルドで販売されているビッグマックの価格を比べる分かりやすい比較で、1986年に英「エコノミスト誌」が考案してから毎年、報告されています。

かなりザックリとした指標ですが、その分かりやすさから経済力を表す際によく用いられます。

そんなビッグマック指数ですが、2022年7月のエコノミスト誌の報告によれば、なんと成長著しいベトナムが日本のビッグマック価格を超えたというのです。

GDP(国内総生産)では日本3位、ベトナム39位と依然差があるものの、その差は縮まりつつあります。

日本はここ20年以上、先進国では最低の経済成長率を維持していますが、諸外国とのビッグマック指数の上昇幅を見比べてみると分かりやすいかもしれません。

日本ベトナム韓国中国ドイツアメリカスイス
1995年390円250円290円200円440円
2022年390円410円480円490円660円710円920円
上昇幅1.0倍1.9倍2.3倍3.6倍2.1倍

円安が長引けば長引くほど、日本で働く外国人労働者は国内での労働に魅力を感じなくなり、母国への帰国や他国への移住が余儀なくされるかもしれません。

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